実感した"医薬分業"問題


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昭和50年頃から、それまで薬漬け医療が盛んだった日本の医療業界をマスコミが叩いて、時の政府が誘導的にして出来た"医薬分業"。
医者は医療行為のみ行い、薬は処方箋薬局でもらう。これにより薬漬け医療を解消できるという事だったのだろう。


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今、僕の息子が総合病院に入院しているが、ある日、付添していた僕が「風邪っぽいから薬貰えないかな」と看護師さんに頼んだら、受診して処方箋をもらった。大きい病院なのに院内に薬局が無い。コンビニや食堂は二つも三つもあるのに。分かってはいた事だが、現在日本の病院は構造上、病院の中に薬局を作れない。公道を挟めば建てれるという仕組みだ。医薬分業の本質は経営を医療と薬業を分離する事であって建物を分離する事ではない筈だ。また、院外処方の場合、薬の費用が院内処方の2.5倍。手間も負担も患者にのしかかる。是正出来そうな問題だとおもうのだが・・・・


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