〈番外編〉松坂大輔に"先発のこだわり"を捨てる事が出来るか


f:id:syunsukesuprise:20151020034344j:plain

ネット上での松坂バッシングが凄すぎる。¨給料泥棒¨、¨王会長の顔を潰した¨等々。
2014年オフ、米マイナーリーグからソフトバンクへ移籍した松坂。年俸は3年12億(推定)プラス出来高払い。
移籍初年の今シーズンは様々な箇所に故障が見られ、相次ぐ手術、リハビリを繰り返し、とうとう1軍のマウンドにあがる事なくシーズンを終えた。


f:id:syunsukesuprise:20151019194554j:plain


松坂自身のこだわりは先発ローテーションの地位を確立する事。現在ソフトバンクにはエース摂津を筆頭に中田、武田、バンデンハーグ。2軍にも東浜、岩嵜、大場等、若手からベテランまで分厚い先発層だ。そもそも投手の生命線である肩、足を痛めている今の松坂に5イニングを放らせる事はあまりにも無謀だ。だとしたら松坂の活路はどこにあるだろうか。


f:id:syunsukesuprise:20151019194912j:plain


私見だが、来シーズン開幕を無事に迎えたとしても松坂が持ちこたえるのは3イニングまで。往年の力任せのストレートが落ちていても、カーブ、カットボールと使い分ける事で先発投手のハプニングによる一時的な救援なら起用も視野に入れる事が出来る。それでも条件が2つある。1つは3人目投手の肩が出来上がるまで絶対的に防御率0.00を守り抜く事。もう1つは松坂自身が"先発へのこだわり"を捨てる事だ。1ステップをクリア出来れば信頼も取り戻せる。1度は日本代表のエースとなった松坂。このまま給料泥棒で終われば約15年間の栄光が水泡する。