ハンバーガー界の黒船"シェイク・シャック"。マックは生き残れるか?


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 マクドナルドが10月26日からスタートした「お手頃セット」。3種類あるハンバーガーから一つを選び、プラス、ドリンク、ポテトをつけた「お手頃セット(500円)」。「昔ながらのマックの味が出た」「ハンバーガーがシンプルで食べやすい」と好感の声も聞こえるが、賛否を問うと"否"の声が目立つ。とりわけ、新サービス導入に伴う"昼マック"の廃止に不満が多い。


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 昼マックのセット割引廃止。例えば550円だったビッグマックセットは、670円と120円高くなり、安くてボリュームを求める消費者は、ワンコインで食べれる定食屋やラーメン店へシフトしている。異物混入問題を打破する結果は見られそうもない。
そんな中、今月13日に日本での本格展開を見せたアメリカハンバーガー「シェイク・シャック」。コンセプトはこうだ。
シェイク シャックは、ハンバーガー1個約700円~。


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 健康的に飼育されたアンガスビーフ100%のハンバーガーやホットドッグ、作りたてのフローズンカスタードと呼ばれる濃厚なアイスクリームとチョコレートなどのトッピングをミックスしたスイーツ「コンクリート」など、素材や美味しさにこだわったメニューが特徴。
キーワードは「素材や美味しさにこだわった」というところだ。現在、モスバーガーも同様のコンセプトで素材を国産にこだわっているがシェイク・シャックは価格面でもモスバーガーを上回っている。


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現状のマクドナルドは価格にこだわり過ぎるあまり肝心の顧客ニーズを見落としてはいないだろうか。シェイク・シャックが今後、どのような展開をみせるかは未知数だが、隙だらけの現在のマクドナルド。ライバルは次々に現れる。