2014年に世界遺産に認定されたイタリア、ピエモンテ州のブドウ畑。バローロもこのエリアに属する。
バローロというと伝統にこだわり新酒を受け付けず、カベルネ使用のブランドに地位を奪われたイメージがある。
しかし近年、明らかにバローロのスタイルが変わった。かつてのフランスがそうであった様にバローロに対する革新派が次々に現れ、「ウチのワインこそ真のバローロだ」と村内ではバローロ戦国時代になっている。元々、重厚さがウリのバローロの良さを受け継ぎ、軽い飲み口にしたワイナリーも居るほどだ。
「青は藍より出でて藍より青し」
日本文化も他国と切磋琢磨し、より発展して欲しい。